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フリーランスの方の多くは、クライアントから業務を請負い仕事をしていると思います。仕事を請ける際には、事前に契約書などを交わして、業務を進めているでしょう。しかし、この中には偽装請負問題というトラブルがあり、業務委託をしている方にとっては注意が必要となります。

では、偽装請負問題という業務委託トラブルについて、ご紹介しましょう。まず、請負という働き方はどういったものを指しているかというと、業務の一部、全部を個人や企業などに任せるというもの。成果物を納品することで、報酬が発生するというのが請負という仕事の形態となります。「派遣と同じでは?」と思われる方もいると思いますが、似ていますが実際には全く違った形態となります。

フリーランスの方は、クライアントと契約を結んで仕事を行っていると思いますが、その中には偽装請負といった物もあり注意が必要です。偽装請負とはどういったものかというと、クライアント側では人件費を削減するために行っているものとなります。様々な言葉で誘い、社員から業務請負契約へと変更させ、社会保険などがなくなってしまうというもの。クライアントにとっては、負担が少なくなる方法ですが、働く側にとってはマイナス面が多くなる契約なのです。

フリーランスの方の場合にも、同じ様にクライアント側だけに有利な内容の契約となっている場合があるため注意が必要です。中には、現場発注元が指定する場所で仕事をし、出来高払いなどを行っている方もいると思いますが、こういった方の場合には偽装請負契約となっている可能性が高いので注意しましょう。
いまフリーランスとして稼動している人も、今後フリーランスを目指そうという人も、業務委託契約に関する「業務委託トラブル相談所」でよくある事例などに目を通しておくことをおすすめします。